2019年03月31日

遺される物語(3)

つらつら考えるに、多分今回でも終わらないんじゃないかと思われるこの日記。
一向に「遺される」人たちの話に辿り着かないんですけどどうしよう。
それでも今回は、前回予告してた部分の前半を分割して記したいと思います。
そしてそれは、映画の話じゃない。でもこの話を読んでいただくと、最終的で私が何でこの映画でかくも泣くことになったのか、なんでここで延々感想を書いているのか、判っていただけるのではないかと思います。

今回は、久しぶりに、『それでも朝日は昇る』とカイルワーンの話。








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posted by Sae Shibazaki at 17:15| Comment(0) | 映画感想

2019年03月24日

遺される物語(2)

というわけで、続きです。
多分今回も長くなりますが、前回の話が気になった方がいたら、お付き合いいただければ幸いです。








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posted by Sae Shibazaki at 22:53| Comment(0) | 映画感想

2019年03月05日

遺される物語(1)

こちらでは4年ぶりとなってしまいました。
大変ご無沙汰しております、柴崎です。
この4年間、何度か生存確認をしてくださいました皆様、ありがとうございました。
原稿は書けていませんが、生きてはいます。

この4年間、どうして表に姿を現していなかったかというと、たいした理由があったわけではありません。
ごく単純に、ここに記すような楽しい出来事がなかったという、ただそれだけでした。
あれですよ、これでもう大丈夫と思った病気が、実のところ完治しなかったとか。
(いや、子宮が治ったんでまともな生活は送れるようになったんですけど……だから先生、私最初から痛いのは卵巣だって言ってたじゃないですかー)
ちょっと「もう勘弁してくれ……みんな一緒に逝くな」と言わずにはいられないくらい、立て続けに身内が亡くなるとか。
そんなことをつぶさにここに書いて誰が楽しい、という思いと。
なにより皆さんに「できたよ」とお出しする原稿ができてないことが心苦しくて、まったく表に出てこれずにいました。

ただ最近、琴線にひっかかったことがあって。
それを文章にする場所は、やはりここだろうと思いました。
文章のリハビリのつもりでつづる一人語りなので、もし興味がおありの方はお付き合いいただければ幸いです。

年始に、某大ヒット映画を見ました(ネタバレのため、敢えてここでは作品名は出しません)
ええ、泣きました。
描かれている人たちが、大好きになりました。
物語の演出と構成に唸りました。ちくしょーそう来るのかよ、と帰ってきてから声に出していうくらい唸った。
史実を元にした映画で、私は年齢的にそのリアルタイムにほとんど接することができなかったので、帰宅してから現実はどうだったか色々調べました。
他の人が書かれた感想、その賛否両論を色々読みました。
その結果、あることが気になって仕方なくなった。

この物語が史実と違う点があることは、当然だ。
ドキュメンタリーじゃなくて、フィクション。しかも制作側がエンターテインメントにしたかったのだと明言しているのだから。
だからこそ、考えた。

フィクションである以上、そこには制作者の意図がある。

この映画、何が言いたい。
制作陣は、この物語を――はっきり言うと主人公たちを、視聴者にどう受け取めてほしいと思ってる。

そこが気になって、もう一度見にいったんです。
そこで敢えて、視点を主人公からそらして、ひたすら周りの登場人物たちを見ました。
だって。


制作者たち本人、登場人物として映画の中にいるんだもん。


その結果。
非常に斜め上方向だと自分でも思う感想を抱いて、号泣する羽目になりました。


主人公、なんで死んだ!


……いや、これ以上ないほど身も蓋もない感想だって言うのは判っているんですよ。
そこで死んだの史実だし。本人にとっても理不尽だったろうし。
本人の無念さも辛さ苦しさも判っている。
本人を責めるべくことではない。
そんなこと判っちゃいる。
それでも言いたい。


なんで、この人たちをおいて逝った。
こんな思いを残されて、遺された人たちは、この後をどう生きていけばいい。


やりきれない。と叫んだところで気づきました。
がっくりうなだれました。
反省もしました。

まさにそういう物語を途中で放り投げているお前がどの口で言う、と。

というわけで、追記ではネタバレ込みでこの映画のお話をさせてもらえればと思います。
かなり偏った視点だという自覚はありますので、お含み置きの上読んでいただけるとありがたいです。
それでもって、少し原稿の話もさせていただければと思います。


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posted by Sae Shibazaki at 21:48| Comment(0) | 映画感想