2014年12月31日

大変ご無沙汰しておりました

本当に、ご無沙汰しております柴崎です。
とりあえず不在にしております間、沢山の皆様に当サイトにお運びいただいたことを御礼申し上げます。
今年一年も、当サイトをご愛顧くださいまして、ありがとうございました。
『それでも朝日は昇る』にいただいた感想、どれも嬉しく拝見しております。
と同時に、沢山ご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。
拍手返しなどでぽつぽつ書いておりましたのでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、持病が悪化しておりました。
その結果、今夏、手術をしました。

その手術により、持病そのものは完治しました。
一応大手術だったので、12月現在もまだ『療養中』の看板を下ろすわけにはいかないんですが、それでも持病の症状がなくなったので、人として大層まともになりました。
ええ、昨年5月に病状が大悪化した時以降、日常生活自体がまあ大変でした。
(といっても仕事には穴を空けなかったし、意地と根性と周到な準備をもって旅行はしましたけど。去年の全日本フィギュアを全日観戦できたことは、多分一生の思い出)
実際の話をすれば、しないで済むなら絶対それに越したことがない、人によっては絶対したくないだろう類の手術なので、良くなったわーい!\(^O^)/ と単純に喜ぶのも、同じ病気の人に「やった方がいいよ」と勧めるのも微妙なんですけど、ただ自分自身にとっては正解だったと思ってます。

うん、私にとってはまず日常生活が苦痛なく送れることが最善。

そんなわけで、追記に今回の病状の推移と入院のドタバタにつきまして記しておこうと思います。
ええ、この手術に至るまでと入院生活、予想以上にドッタバタだったんですよ。
ちょっと血なまぐさい話ではありますので、興味がおありの方だけ先にお進みください。

そしてこれにて気力と体力がかなり快復してきたので、来年こそはもう少し物を書くことに復帰したいと思っています。
といっても、自分でも頭を抱えるくらいに筆力が落ちていますので(この日記を書くのにも、一体何日かかっているんだ……というくらい、落ちている)ので、ぼちぼちではありますが、頑張っていきたいと思っていますので、2015年も当サイトをご愛顧いただければ幸いです。

それでは皆様、良いお年を。





とりあえず事態を時系列に記していきます。

2013年5月:それまで安定してた病状が突如悪化する。とりあえずそれまで飲んでいた薬を替える。その後はよくなったり悪くなったり。
 ↓
2014年2月末:あまりの辛さに、主治医に症状の軽減のための手術を前提に、大病院に転院したい旨を告げる。
主治医「うん。それがいいと思う(即答)(・∀・)パァッ」
先生……立場上、自分からは手術も転院も勧められないんですね……
というわけで手術のできる大病院に紹介状を書いてもらう。
看護婦さん「混んでる病院なので、まず電話して新患予約してくださいねー」
すかさず電話すると
電話窓口「いやー、混んでまして、婦人科の次の新患予約、4月なんですよー」
私「はい?(今2月ですよ?)
電話窓口「でも実は、毎日一定枠の飛び込み新患枠がありまして、先着順で何人か新患を受付していますので、ぜひとも診察日に朝一番で来てください」
私「受付開始前に必ず参りますとも」
で、電話を切って思った。

どこの提督新規着任かよ。

2014年3月初旬:というわけで、次の診察日に新患一等賞で診察してもらう。
次の主治医「事情はよく判りました。何はともあれMRIを撮ってからの判断ですね」
私「はいー」
次の主治医「次のMRI予約は、4月ですね」
私「…………」
 ↓
2014年4月中旬:MRI画像が上がってくる。何というか、素人の私が画像を見ても、一目でよろしくないって事が判る有様。
次の主治医「で、このようにいくつかの手術の選択肢がありまして、それぞれかくかくしかじかのリスクがありますけど、どうします?」
私「……次の診察まで考える時間をください」
 ↓
2014年5月中旬:一ヶ月悩んだ結果、軽減のための手術ではなく、根治のための大手術を決断
私「かくかくしかじかなので、こっちの手術にしたいです。できれば腹腔鏡で」
次の主治医「判りました。では次の腹腔鏡手術の空きですけど――11月ですね」

私「はいっっっ??」(;゚д゚)

すみません。
私マジで、この状態でもう半年はもちません!

私「もももももう少し何とかなりませんか……(懇願)」
あまりにも私が悲愴だったためか、先生、別の大病院の手術スケジュール空きを探してくれる。
次の主治医「○○病院が、1、2ヶ月で引き受けてくれるということですが、転院しますか?」
私「ぜひに!」
 ↓
2014年5月下旬:再度の転院の結果、手術が8月下旬になる。
前の病院で11月まで空いてなかった手術が、同じくらい混んでる次の病院でも空いているわけがないのは自明の理で。
それでも臨時枠に入れてくださった先生たちには感謝の念にはたえないんですが。
次の次の主治医「手術まであと三ヶ月あるので、それまでの間の症状が楽になるような投薬治療をした方がよいと思いますが、どうでしょう?」
私「なにかリスクは?」
次の次の主治医「(薬代が)高いです
私「……お願いします」
そして初回の注射後、明細を見て思わずめだまぽーん。

一回いちまんえんじゃく(三割負担)が3回…………。
ぴゃーーーーっ。
 ↓
2014年8月下旬:さすがに3万円弱(累計)の威力は凄まじく、一期に症状は改善。
この投薬で、最大の問題だった貧血が一気に改善する。
かなり万全の体調で入院し、先生たちから手術の説明。
主治医「見たところ大丈夫だとは思いますが、万一内臓が癒着していた時は、腹腔鏡から開腹手術に切り替えますので、あらかじめご了承ください」
私「そりゃあその時はもう仕方ないですよろしくお願いします」
 ↓
手術終了後:
主治医「すみません。カメラ入れたら、裏側でがっつり癒着していて腹腔鏡では太刀打ちできなかったので、開腹しました」
私「あらやっぱり」
主治医「失血が900ミリリットルほどあったんですけど、輸血しないで乗り切れました」
……ほぼ1リットル?
貧血直っててよかったぁ! 3万円は無駄じゃなかった!(←気にするポイントが違う)
 ↓
術後一日:
というわけで、思いがけず大手術になってしまったわけですが、【25年ぶり4回目】とかいう紅白のような煽りがつくくらい手術に慣れっこな人生を送っているので、同室のお嬢さんに「どうしてそんなに落ち着いていられるんですか……」と半ば飽きられる始末。
だって痛み止めを自分で打てるカテーテル用意されていたし(いちいち看護師さん呼ばなくても、自分で痛み止め打っていいって、なんて気楽なんだろう。それが向こうにとっては当然の仕事と判っていても、ナースコールは性格上心理的負担)麻酔明けの術後に具合が悪いのは当たり前だし。
ただ今回の手術最大の難関は。
導尿カテーテルが、触った。

看護師さん「辛いところないですか?」
私「いや、凄く辛いことではないですけど。理性では、大丈夫だと判っているんですけど」
看護師さん「はい?」
私「びみょーーーーっっに、トイレ行きたいんです…………」

トイレに行かなくてよくするために導尿してるのに、それが触ってトイレに行きたくなるというこの拷問。
我慢すればいいと理性は判ってるし、耐えられないわけではないレベルだけれども、びみょーーーーっっに辛い。
事情は割愛しますが、その日の午後に思わず懇願。
「歩けますし歩きますし、自分で起きますし一人でトイレ行けます。ですから導尿外してぇぇぇっ(涙)」
その結果、一晩でトイレに起きること7回。そのたびに心の中で叫んだ言葉は

身から出た錆

ええ、腹にメス入ってますので、腹筋で体起こせないんですよ。
それでも起きましたとも(電動リクライニングベッドって偉大だなあ……)立ちましたとも歩きましたとも。
それでもあのプチ拷問状態に比べれば、ナンボかましなことか。
ちなみに退院後、職場の長にこの下りを話したところ。
ボス「あー判る。俺もそうだった」
私「辛いですよねえ」

ボス「馬鹿言うな。入ってる管の長さが違うんだぞ」

……? あっ(;゚д゚)
私「ですよねー。心中お察し申し上げます!」
男の人って大変だ…………。

その後はまあ、重いものがまったく持てなくなったり足に微妙にしびれが出たりと、まあ色々あったんですけど、そこら辺は全部快復しまして現在に至ります。
入院中は色々おかしなことがあったんですが、それを記すと身バレしそうなので控えます。
大事にはなってしまったんですけど、手術も綺麗に終わったし、症状増悪の原因も判りましたので(病気もう一個あったのね。それが今回の手術で判明して、それも直った)結果オーライです。
ただ一つだけ言いたいのは

今までの不養生記読んだ方で察しておられる方もいらっしゃると思いますが、私の持病、婦人科なんですよ。
この病気、治療しないと正常な妊娠できない可能性大なんですよ。
それなのに、手術までの道程、こんなに険しかったわけですよ。
それくらい、同じ病気患ってる同年代、多いんですよ。
なのに、うちの県で最も医療施設が充実している、県庁所在地であるはずのうちの市でこれ。


これでどうやって、産めっていうんだ。
こんなに病気治せないんじゃ、産みたくても産めないって!!


私を診てくれた二つの大病院、どっちも本当によくしてくれました。
でも法令の限界でこれ以上ベッド増やせないそうです。
そのこと考えると、やっぱり頭抱えたくなります。

婦人科も凄まじいけど、産科の混みよう、出産予約の取れなさも尋常じゃないですぜ?
少子高齢化が云々、人口減少が云々いうなら。
まず産科と婦人科の現状を、何とかしてください。
どこぞの偉い人たちに、心底そう言いたいです。
現場の先生たちの努力だけじゃ、どうにもならないレベルだろこれ……。
posted by Sae Shibazaki at 16:45| Comment(0) | 日記
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