2020年02月09日

真相まではあと一歩

今回の更新について、記す前に。
第5回カクヨムWeb小説コンテストが、昨日全て終了いたしました。
皆様の応援と支援に、心より感謝いたします。
多分力及ばなかったと思われますが、これを機に本作に触れてくださる方がいらしただろうこと。
そして昔から本作を愛してくださった皆さんに、とても嬉しいコメントをいただけたこと。
これを励みに、これからも頑張っていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

そして本当に、大変お待たせいたしました。
『彼方へと送る一筋の光』三ヶ月ぶりの更新です。
前回更新した時は、まさかここまでかかるとは思っていませんでしたが、誤算でした。
言い訳は色々あるんですけど、はい。


単純に長かった。



数えました。原稿用紙換算にして98枚。
あまりに長かったため分割にしたんですけど、気持ちとしては今回の更新でワンセンテンス。
クライマックス部分、上中下の上。事後処理とプロポーズです。
であると同時に、中で起こることのための布石の回です。
ここから先は少しネタバレを含むので、いつものように注記へ





さて今回は、これまでの更新と『女たちの下世話な話』で仄めかしてきたことを、かなり具体的に記しました。
真相までは、あと一歩です。
最初は次回、突如持ち出そうかと思ったんですが、そうするとあまりにも薮から棒になるのでやめました。
もう今回の更新で、あらかた察していただけたかと思います。

ええ、ブレイリーは何かを隠しています。

それがいつぞやTwitterで記した「ブレイリーに関して、予定と設定と未来が相当変更になった」ことです。
どうしてそんなことになったのかと、その詳細は次回はっきりさせますので、今は置いておいて。

今回の後半部分、アデライデが語ったこと。傭兵団と施政人会議の関係について。
イニシアチブが、完全に傭兵団側に渡っているということ。
それは完全に七年前の私が想定していなかったことでした。
予定変更になったというよりは、今の私が「気づいた」というのが状況としては正しいです。

以前ここで、『彼方へと送る一筋の光』を書いた時、私が本当に安易に1200年代のザクセングルスの設定を決めてしまった、と書きました。
その結果が、この顛末です。
私、七年たってようやく気づきました。
1000年代の傭兵団もそうだし、1200年代のザクセングルスもそうです。
都市防衛と治安維持を、一個人もしくは外部団体が行っている。
それがどれほど、危ないことだったのかを。

これ、傭兵団とザクセングルスが、街の生命線だ。
ブレイリーと一族の歴代総領たちが、街の命運を握っているということだ。

ということに気づいた上で、物語を再構築したのが、再開後の更新部分です。
その結果。

親友たちも傭兵団員も街の人も、ブレイリーのことが好きで心配でしょうがない、という、わりと私の予想外の方向に物語が飛んでいくことになったのでした。

とはいえこの物語、ブレイリーの視点で書いているので、いまいちそれに実感が伴わない。
セプタードの視点でもう一度この事件を描き直すのは、結局はそのためです。
ブレイリーのことを描くには、実のところ奴の視点じゃ駄目だったんですよ。
なのでこの点については、次作でもっとしっかり描くことになるかと思います。
(余談ですが、今回の更新箇所にあるもう一つの謎、フィデリオが見に来た「黄金の魚」の正体も、本作では明らかになりません。次作まで待っていてください)

さて次回はクライマックスの中。内容は「お嬢さんを僕にください!」なんですけど。
予告してあります通り、次回は怒濤の種明かしです。
それと同時に以前呟いた「あまりにも意外な人物が、あまりにも突飛な行動に突如及んだため、作者が呆然とした」事件が起こります。
私と一緒に「どうしてこうなった!」と叫んでいただければ幸いです。

さあ急いで書かないと、今年度完成は危ういぞ。
気合い入れて頑張りますので、またお付き合いください。
posted by Sae Shibazaki at 16:33| Comment(0) | 小説執筆
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