2008年09月22日

先生、どこから突っ込みましょう!

またしても間が開いてしまい、申し訳ありませんでした。
さて、引き続き横浜旅行記です。

前日、大変遅い時間までランドリーに並んでいたわけですが、その時ちらと思ったですよ。
今日は諦めて、明日の朝イチで洗濯しようかなと。
そのくらいの時間になれば、ランドリーも空いているかなと。

朝御飯を食べにラウンジに向かうエレベーターで、この旅行で何度となく呟くこの言葉を、また内心に浮かべました。
いやもう、皆さん考えることは一緒なのね……と。


ランドリーの隣の部屋の方、本当にごめんなさい。


明らかにホテルのキャパシティーを越えたラウンジで、またしても「これは何の合宿だ」というノリで朝食をかっこみ、Rさんとの待ち合わせへ。

幸いなことに、朝一番の仕事が携帯の機種変更にならずにすみました。
いや、昨日は真剣にそれを覚悟したんですよ。そして実際終演後「携帯死んだーーーっ!」という叫びが、そこかしこから上がっていましたし。
私がそれを免れた理由は、ごく単純。

スーパーのレジ袋、最強。

開演前に、バッグを入れてぎっちり口を縛ったところ、二重でなくともまったく浸水しませんでした。
判断間違いばかりやらかした昨日の、唯一の正解がこれ。
そして、受取所の混乱と雨を警戒して、デジカメを初日に持っていかなかったことも。

初日の旅行記に写真がなかったのは、そのため。(私の携帯はカメラがお粗末でなあ……)
しかし二日目にはデジカメがあります。というわけで、二日目は写真日記です。
そして、前サイトからのお客様には多分笑っていただけるものになると思います。
それでは横浜二日、どうぞお付き合いください。



ライブの客がほとんどいなかった、チェックインの時にあまりの濡れようにフロントの人に驚かれたという、羨ましい別ホテル宿泊Rさんと待ち合わせて、今日のプランを練ります。
今日はこれからどうしましょう?
二人とも、何にも考えていません。
おもむろにガイドブックを喫茶店で広げて。


一時間経過。


いかんいかんいかん、いい加減動き出さないと日が暮れる――ではなくて、新幹線の時間が来る。
中華街は昨日行ったし、ショッピングという気分でもないし、遊園地もどうにも違うし。
ぐるぐる悩んだ挙句、出た結論が洋館巡り。
今いるのが関内だし、隣の石川町駅の近くに二つありますよ?
まずは石川町駅行ってから、考えません?
駅まで行けば、巡回するバスが出ているかもしれないし。

今考えても、無計画にもほどがあります。
そして駅前にずらりとタクシーが並んでいる辺りから、気づくべきだったんだよね。


bluffNo18-3.jpg横浜市を一望できるこの洋館が、どれほど高台にあるのか。
そしてバスは、そんなに都合のいいコースで走ってなどいないということに。


最初の洋館は、ブラフ18番館。
あまりの息切れに、外観写真を取り忘れました。
と、取りあえず日陰プリーズ。



bluffNo18-1.jpg素敵なダイニングルームとカトラリー。

パンフレットによると、1923年に外国人の住居として建造され、戦後教会の司祭館として使用されていたものを、移築復元したものとのこと。







bluffNo18-2.jpgレトロなサンルーム。
写真が多くなるので載せませんが、細部まで手入れが行き届いていて、物凄く綺麗。
文化財というより、現役の洋館として人が住んでいても不思議ではない趣の建物でした。







Diplomat-2.jpg同じ山(山手イタリア山庭園)にもう一つあるのが、外交官の家。
Rさんも私も、てっきり外国から日本に派遣された外交官の家だと思い込んでいたのですが、ニューヨークを始めとして各地の大使を歴任した内田氏という方の邸宅でした。






Diplomat-4.jpgこちらはアメリカン・ヴィクリトア様式というそうで、重厚。











Diplomat-1.jpgお庭も壮麗。
(しかし私がここで、6カ所も蚊に食われたことは、悲しくて大きな声では言えない)




Britishhouse.jpgその後、紆余曲折を経まして、横浜イギリス館と山手111番館へ。
ここで詳しい方がいらしたら、きっと「どうして端にあるイタリア山庭園から、逆端のイギリス館に飛ぶんだ!」と仰られると思うんですが……はい、それが紆余曲折でして。
あんまりにも暑くてしんどくて、途中にあるエリスマン邸や山手234番館に歩いていく根性がなかったのと、荷物を石川町駅に置いていたので、洋館巡りコースを一往復して石川町駅に戻るのがしんどかったから。
というわけで、思わず私たちはタクシーで端まで飛んで行ってしまったと。
(今思い返すと、どこに転んでもいいように、私たちは荷物を絶対通る桜木町駅に置いてくるべきだったんだよな。今回の旅行最大の敗因は、荷物の裁き方を間違ったことだ)

さて、イギリス館はその名の通り、かつての英国総領事公邸。昭和12年建築というから、先の二つよりは新しい部類に入るのかな。
そのためか、この建物がいまだに現役で稼働している(※市民ホールや集会所として利用されている)ためか、近代的というより現代的。
今まで巡った洋館とは、あきらかに違う空気が流れてます。
やっぱり現役で使っている建物は、色々な意味で違うと思った。

そして最後に訪問したのが、山手111番館。
なんですが。
この頃には、いい加減へろへろで思考力0。メモリ見返したら、写真が全然なかった。
建物をぐるっと見て、地下にあるお手洗いを借りようと思ったら。

111house-1.jpgこんな光景に遭遇。
お昼時、カレーのいい匂いがしてました。
お前もお腹空いてるよねえ。
私らもお腹空きました。








111house-2.jpgそんなわけで、アフタヌーンティー。
山手111番館の奥はローズガーデンになっていて、広い庭を眺めながらいただくお茶とお菓子は大変おいしく。
今が季節なら、そして体力があれば、きっと私は目の色変えて庭に
突入しちゃうんだろうなあ、と思いつつ。
今回ばかりはさすがに、冷房のきいた店内でまったり。
正直、薔薇は体力がいる植物でなー。


ここでようよう体力を快復しましたが、重い荷物を抱えた私たちは、ここで途方に暮れます。
正直、ここからどうしよう?
タクシーで通ってきた道を辿れば、エリスマン邸や外人墓地に辿り着けるのは判っている。
しかし、それがどれほどアップダウンに富んだ道であるかも、もう判っている。
悩んだ挙句、取りあえずさっきイギリス館の入口で勧誘されたあかいくつのバスに乗って、山を降りようということで意見が一致。

〈観光スポット周遊バス あかいくつ〉
http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/bus/akaikutsu.html

たった100円で市内の観光スポットを巡ってくれるこのバス、時間はかかりますが何といっても安い。
のんびりとあちこち見ながら、桜木町駅周辺まで行ってくれるなら言うことなし、というわけで、がたごとと揺られて参ります。

先ほどイギリス館の入口で「乗っていかない?」と誘ってくださったボランティアのおば様の、微妙というか絶妙なガイドつき。

港の見える丘公園から、元町の入口を見て、マリンタワーを見て、ジャック・クィーン・キング(県庁本庁舎、横浜税関、開港記念会館)と称される横浜のシンボルのうち、二つ(どれが見えてなかったのか忘れた。キングだったかな)を見ながら、バスは赤レンガ倉庫へと進んでいきます。

……多分ここで、前サイトからのお客様で、某映画を見られた方は、吹くんじゃないだろうか。
私は期せずして、ロケ地巡りしてたんですよね。
ゲスラに見事に破壊される赤レンガ倉庫だの、ぼっこんぼっこん穴の開く横浜スタジアムだの、避難民があふれる関帝廟だのを見て、若干遠い目になってしまった。
ああ、そこも、ここも、みんな行ったよ通りかかったよ私、二週間前に!
知っていれば、もっとちゃんと見てきたのに!

この後みなとみらいでバスを降り、横浜美術館でダリを見て、そこでタイムアップ。
桜木町駅で新横浜に行くRさんと別れます。
本当に色々ありがとうございました。
どうも次の機会が巡ってきそうなので、その時にはまたよろしくです。
これはもう後日談にしかなりませんが、私たちはあの時。



みなとみらいでは、横浜美術館ではなく、日本丸に行くべきでしたねえ…………。
もしあの映画の公開が、今回の旅の前でしたら、二人で「目指せウルトラの星」をやったのに。


そんなウルトラ後日談がつく今回の横浜旅行ですが、実は二日目最大の本題は、これです。
私とRさんは、ブラフ18番館で、あるチラシを見てしまいます。
そしてしばし固まる。


「柴崎さん」
「Rさん」
「……これ、どうしよう」


そのチラシについては、本音を言えば画像を撮影してここに載せたいんですが。
色々と障りがあると思うので、そのページへリンクを貼らせていただきましょう!

〈横浜人形の家>
http://www.museum.or.jp/yokohama-doll-museum/html/schedule.html

まず冒頭辺りからすでに突っ込みたい気分はあるんですが、問題は真ん中辺りです。
ウルトラ紙芝居。


あの、その、これはつまり。

『むかしむかしM78星雲に、ウルトラの父とウルトラの母がいました。
ウルトラの父は山に柴刈りに、ウルトラの母は川へ洗濯に行きました。
すると川の上から、大きな桃がどんぶらこ〜、どんぶらこ〜、と流れてきました。
ウルトラの母は大きな桃をどっこいしょと家に持ち帰りました。
ウルトラの父が二つに切ろうとすると、桃はひとりでに二つに割れ、中からは玉のようなウルトラマンタロウが生まれました』

ということ、なんだろうな。


_| ̄|○オレタチドコカラツッコンダライイカワカラナイヨ……。


「この絵から察するに、ひょっとしなくともこの三人、犬猿雉?」
「そっちも凄いが、一寸ボーイも気になる」
「ダイナが一寸法師サイズなら、お姫様は誰がやるんだよ! どんだけでかいんだよ」
「お碗の船と箸の櫂で、天の川渡っていくのか!」


どうしよう。

凄い見てえ!



日程が合ってたら、絶対行ってたのに横浜人形の家。
posted by Sae Shibazaki at 18:16| Comment(0) | 旅行
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