2008年11月26日

東日本ほぼ一周途中下車の旅:3日目

大変スローペースでお送りしている「東日本ほぼ一周途中下車の旅」でございます。
一番何も起こっていない2日目があの長さになってしまった辺りで、旅行記まで長編病かとうんざりする次第です。
お客さんに喜んでいただけているか疑問ですが、最後までは頑張りたいと思っていますので、よろしければお付き合いください。


3日目はいよいよメインイベント、東京での結婚式です。
朝御飯は昨日友人が持たせてくれた、地元で超人気のベーカリーのパン。
近くのスーパーで前日に仕入れてきた飲物やヨーグルトで、安価で贅沢な気分です。
うまー。

式の時間は3時50分だから、急いで東京に行かないといけないこともない。
でもちゃんと朝早く起きたことだし、新幹線は自由席で不安があるし、何より早く宿題を何とかしないと首が絞まるので、荷物をまとめて向かいます東京。


toki.jpg人生二回目となります上越新幹線「とき」
するするとやってくる姿を見て、とき325号とあのフラッシュを思い出します。
色々ご意見があるでしょうが、いまもって「上越新幹線 とき」でぐぐって、そのトップがJR東日本でないというのはやっぱり凄いことだと思うのよ。




そしてあの日のことも思い出す。
昨日会ってきた友人は、当時まさに中越に住んでいた。
あの日と、それ以降味わった思いは一生忘れられないだろうと思う。

そんな暗い物思いは置いておいて。
ときは南へ、車窓は季節を逆まわしにして、晩秋から中秋へと進んでいきます。
やっぱりフル規格新幹線は広いー、とゆったり足を伸ばすこと二時間。
あっと言う間に東京駅です。

tokyo-st.jpg今回の旅は、駅と乗った電車を撮影することを課題にした、ある意味鉄子の旅でしたが、駅舎の撮影は正直目立ちました。
だけど、今回だけは違ったぜ!
東京駅丸の内口は、工事中にもかかわらず、カメラを向けている人が沢山いたぜ!

ほとんど日本人じゃなかったけどなー。
その中に混じる私は、どこから見てもおのぼりさんですありがとうございました。


ootemachi.jpgどっこらしょと荷物を抱え、愛用の東京ポケット地図を片手にずんずん進みますよ。
目的地は大手町です。
丸ビルすぎて、オアゾをすぎて、ほんの徒歩1、2分で先ほどの喧騒が嘘のよう。
平日ならビジネスマンの皆さんが忙しく行き交っているのでしょうが、3連休の中日、東京の真ん中とは思えないほどの静寂に包まれてます。
街路樹も秋の装い、田舎では見ない綺麗なオフィスビルトの対比が、ある意味異世界に来たような錯覚を感じさせます。


さて、なぜ私が大荷物抱えて大手町だったのか。
一発で判った方は、同好の士。


東京駅から一番近いキンコーズが、大手町だったから。


祝日朝イチで東京駅に到着して、取るも取りあえずキンコーズに飛び込むって。
お前は何のコピー本作るんだよ! 何のイベントに参加するんだよ! と思わず自分で自分に突っ込みたいところですが、背に腹は換えられません。
だ、だって、PC使ったり出力したりできるスペースって、私はキンコーズ以外に思いつかなかったんだよ。
他の店探すより、一発キンコ探した方が楽だったんだよ!

そんなこんなでキンコーズ。
私、初めて利用しましたが、やっぱりいいですよねえ。
かゆいところに手が届くというか。
最初は普通の紙に印刷するつもりだったのですが、ずらりと並んだ特殊紙に心踊ります。
そりゃ式場に持ち込むんだから、コピー用紙よりもいい紙に印刷した方がいいに決まっているよね。
暗い式場でも読めるように大きめの字で印刷してもらって、無事に宿題は終了です。
あとは式でこれを読めばいい!

と思ってたんだよね。
その瞬間までは。


まさか緊張のあまり、ここまで苦労して作った原稿を、開くこともできずにスピーチを終えることになろうとは、思っても見なかったんだよなあ……。


今までの人生、大勢の前で話をする機会はいくらでもあったんですけど、ここまでひどい状態になったのは初めてだ。
結局スピーチは、アドリブで何とかしたし、地雷も踏まなかったと思うし、何よりで新婦を泣かせられたので失敗ではなかったんですけどね。
なんで瞬間、あそこまで声震えたのか。

ああ、もう、オラ穴があったら入りたいだよ……。

そして何より、この旅行中この宿題に費やした時間と労力は、一体なんだったんだよー!

そんな叫びを残しつつも、結婚披露宴はつつがなく、和やかに、そして花嫁の手紙で友人一同ぼろ泣きするという感動的というかある意味凄い展開で幕を閉じたのでした。
ちょ、おま、俺が一生懸命地雷避けたのに、お前が自分で踏むのかー。
でも逃げずにそれに触れて、自分で過去に決着をつけた友は、凄いかっこよかったです。
本当に幸せになってほしいと、心から思います。

長かった旅にも、そろそろ終わりが見えてきました。
しかし「ほぼ東日本一周」と銘打った旅程は、地図上ではまだ半分です。
のこり半分は、最終日一日で消化します。
次回が最終回となるこの旅行記、よろしければもう少々お付き合いください。
posted by Sae Shibazaki at 00:06| Comment(0) | 旅行
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