2009年12月17日

昨日までがどんな日々だったとしても(3)

かくしてポルノ史上最長&最強のライブがはねました。
それでも狂瀾怒濤の一日はまだ終わっていなかったりします。
そんなわけで、初日の夜と二日目です。
呆れていない人だけどうぞ。



balloon.jpg『Century Lovers』の時に運良くゲットできたこいつを手に、ドームを後にしますと雨でした。

なんでしょう。同じように会場を出た皆さんが異口同音に「やっぱ雨だーーっ」(´∀`) とにやにや苦笑しますのは。
ええ、そうよね。
いくら天気予報が晴れだといったって、この人たちの特別ライブで雨降らないなんて信じられないもの。
今回も最後の最後で雨バンドの面目躍如。

さていい加減お腹が空きました。というか、この事態を見越して昼にがっつり食べましたが、さすがに7時間何も食べていないのでいい加減辛いです。
しかし4万7000人でごった返す水道橋界隈で、飲食店を探す気力もありません。
よって、当初の予定を強行してしまいました。

夕食会場、ここ

こんだけきついスケジュールの〆であんた、カラオケかい! と全力で突っ込まれるのですが、いいですよカラオケ。
なにせ個室だし。
どんだけだれだれしても、他の人の目もないし。
それに東京に来たオタクはパセラで一節唸りたいものです。
(勿論オタクである以上は秋葉原店に行きたかったんですが、当然のように満室でした。ライブの終了時間が判らなかったから、予約を入れるわけにもいかないし)
それにご同志もいらっしゃいましたよ? いつにもまして派手な今回のツアーバッグをお持ちですから、ご同志は一目で判ります。
行きも帰りもフロントでお会いしました。
みんな考えることは、大体一緒です。

何はともあれご飯と飲物注文して、ライブでの心残りである『メリッサ』と『ネオメロドラマティック』……という辺りまではまともだったのですが。

ここでいくら面子が面子だからといって『レスキューファイアー』歌っちゃう己は、ほんっとうに馬鹿だと思う。
死んだ。
喉が死んだ。
歌い終わって「お疲れさま……」と言われてしまうくらい、死んだ。

それでも一応自制心は残っていますから、2時間で切り上げてホテルに戻りました。
ホテルが諸事情で遠方だったEさんと、ちょっとしかご一緒できなかったのが無念。
次の機会があったら、ぜひ秋葉原パセラでリベンジを!<ご同行の友人諸氏へ

明けた翌日は、春のような陽気だった前日と打って変わった低温。
これじゃ地元と大差ないや、やっぱり冬コート持ってきて正解、と言いながら、朝御飯を食べにラクーアへ。

Moomin.jpg
8時開店が嬉しいムーミンカフェ。
本当は昨日お茶をする予定だったのですが、先にラクーアに来ていたEさん曰く「長蛇の列」だったとか。
……みんな考えることは一緒です。

nyoronyoro.jpg
トングもニョロニョロ。

別ホテルに泊まっていたEさんは、総武線で船橋のIKEAに向かったとのこと。
(ここであれ? と思った方は、ぜひともEさんの日記をご参照のこと)
うーん、IKEA面白そうだし、行ってみたいのだけれども。
夜更かししてぶっちゃけ寝坊気味のこの三人が、今から追いかけても間に合わないだろうしなということで、この三人は都内に落ち着くことに。
東京駅に荷物を預けてから、渋谷の華泰茶荘さんへ。
こちらのエコ水筒を職場で愛用しているのですが、茶漉の替えが売っていないか聞いてみたかったのです。
このエコ水筒、お茶入れるのとにかく楽です。面倒くさいこと、何も考えなくていいし洗うのも楽。
夏場に水出し茶を作るのに最適。飲みきった後、中国茶なら二煎目くらい熱湯で出せるし。
地球環境というより、むしろ財布に優しい。

無論お茶屋さんに行って、お茶を買わずにすむわけがありません。
お目当ては、夏場に水出しにして飲みきってしまった文山包種をがっつり。
緑茶と烏龍茶の中間のようなお茶なので、中国茶があまり得意でない方におすすめです。
あとこれから冬なので、体が温まる作用がある岩茶を一種。
春の仙台でTさんにお勧めいただいた白鶏冠が欲しかったけれども、おおよいお値段。
無論大紅袍には手が出ないので、水金亀で。

やっぱりここは茶盤もほしいかなー、と茶器をのぞいていると、Rさんがマグを見ている。
こ、これは。

panda01.jpgpanda02.jpg


愛い。

自分で茶を淹れている辺りが、大変愛い。

ちゃんと尻尾まである辺りが、もう大変愛い。


結局Rさんと二人してお買い上げ。
今まで茶漉マグを何となく敬遠していたんですが……これ楽。
めっちゃ楽。インスタントコーヒー淹れるくらいの気分で、中国茶淹れられる(そして2、3杯軽く飲める)
なかば衝動買いでしたが、よい買い物でした。

三人でそれぞれどっさり買い込めば、もうお昼時です。
こちらでお昼も、と思っていたですが、丁度いい感じのランチが平日限定。
でも気持ちがすっかり中国茶モードだったというか、別の店を考えるのが面倒だったというか、というわけで。
Rさん馴染みの茶語さんへ。

aesoba.jpg
香味野菜と黒酢の和えそば、この日のお茶は安渓鉄観音。
昔は香味野菜が一切食べられなかったのに、この嗜好の変わりよう。
人間20すぎると一度嗜好が変わるといいますが、30すぎるともう一遍変わるようです。
茗荷うまー、香草うまー。

11月の日は傾くのが早くて、もう斜光です。
このまままったりするのもいいですけど、もう一ヶ所お目当てがあるのです。
新宿から東京駅へ、丸の内口から徒歩数分。

ichigokan01.jpg
ichigokan02.jpg
佇まいがレトロで新しい三菱一号館
明治期の建物を、創建当時と同じ約230万個の赤煉瓦を積み上げて復元し、美術館として来年春オープン予定の建物ですが。

「綺麗ですね」
「ぴかぴかですね」
「さすが再建したてですね」

「「…………十年後ですね」」

何だかんだで館を見慣れている人たち、評価が辛いです。
やっぱり建物は風格を帯びるには、ある程度の歳月が必要かと思います。
ですので、十年後に再び訪れてみたいです。
ミュージアムショップで、自分へのお土産を吟味すれば、もう結構な時間。
そろそろ新幹線の出発時刻です。
実はびゅうプラザに飛び込んで、便を変更してもらおうかなとも思ったんですが、やめました。

この歴戦の勇者向けダンジョンで、開いているびゅうプラザに辿り着ける気が、一かけらもしませんでした。

というわけで、ここでTさんRさんとはお別れです。
本当に二日間、私の我が儘におつきあいいただいて、ありがとうございました。
次の春は、どこにしましょう(大真面目)(※11thライブサーキットは来春、とすでにドームで予告されています)

お二人と別れて一人荷物を抱え、エキナカ地下のグランスタへ。
取りあえず家への土産と、新幹線の中で食べるお弁当だけは調達しないと、と思ったのですが。

エスカレーターを下った時点で、自分の選択を後悔した。
そして出発時の暗示を思い出す。
現在の時刻、午後5時30分。
夕刻。どの新幹線に乗るにしても、一番いい時間。


グランスタ、立錐の余地もねえ。


土産や弁当を吟味している場所がない
私の幸いなことは、何度かグランスタへ行っていて、どこに何の店があるか大体把握していたこと。
人波かき分け並んで並んで、大慌てでロールケーキとお弁当買って、新幹線改札に飛び込みます。
発車10分前、取りあえず車両に乗り込んでしまえば、ゆっくり座れるこの混雑ともおさらばできる。
できる……あれ?


発着間隔短すぎて、5分前にしてまだ車内清掃終わってねえ!


2路線で合わせて計4本分の新幹線乗客がたまるホームは、グランスタ同様立錐の余地もない。
このあんまりな状況に、重い荷物を担いだ肩が落ちます。
そうだよ、この顛末は昨日の朝にすでに暗示されていたじゃないか。
午前6時の秋田駅があれほど混んでいたなら、その帰りに最適なこの時間の東京駅が、どんなことになろうか想像できようモノじゃないかと。

かくしてどこに行っても人に呑まれ続けた一泊二日は、こうして最後まで濁流に流されるようにして終焉を迎えたのでした。


ということで、最後に教訓。


自分にとって最適な時間は、人にとってもそうである。
みんな大体考えることは、一緒。
posted by Sae Shibazaki at 21:55| Comment(0) | 旅行
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