突如夏のように暑かったり、冬のように寒かったりしていますが、一応秋です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
秋の味覚など、堪能しておられますでしょうか。
我が家の――というか、主に母の秋のレジャーは果物を煮ることです。
ことに栗は、地元に西明寺栗という日本一大きいという触れ込みのがありまして、栗拾いから初めて渋皮煮にするのが、すっかり楽しみになっております。
(そして去年の顛末が、こちら)
ところが今年の栗拾いは、熊が出るので中止、という事態に。
まあそれは仕方ありません。
ある日森の中熊さんに出会ったら、命がありません。
というか、あれだけおいしいものが山だけ実っているところに、今まで熊が出なかったことの方が不思議です。
(ちなみに山持ちのご親戚がいる友人に聞いたら、やはり栗拾いやキノコ取りも猟銃持っていくそうです)
仕方ないので、収穫済みのものを買ってきて作ったですよ渋皮煮。
とても美味しく仕上がりました。
完成すれば、次に待っているのはお裾分けの発送です。
田舎暮らしは持ちつ持たれつ。
なぜなら、もっと美味しいものになって返ってきますから。
Aさん地物舞茸ありがとう。
Bさん新米ありがとう。
Eさんマンゴーありがとう。
そんなわけで、今年は今夏お世話になったYさんCさん宅にもお送りさせていただこうとしたのですよ。
ところが。
さあ梱包して発送、と自室の冷蔵庫を開けた瞬間血の気が引きました。
なぜ冷蔵庫の中が、生ぬるい。
この局面で冷蔵庫死亡かよーーーーっ。
冷凍庫の中身が皆半解凍だったので、まだそんなに時間は経過していないとは思うし、栗の渋皮煮は常温で1〜2週は軽くもつので、大丈夫だとは思うものの。
何らかの懸念があるものを人様に贈るのはためらわれ。
壊れた冷蔵庫の中身を整理した後、台所のメイン冷蔵庫から別の瓶を取り出して、大慌てで梱包し、仕事帰りに発送してきたのです。
ところが帰宅すると、ひどく深刻な顔をして母が言うのです。
「私、ぼけたのかしら」
「はい?」
「昨日煮たイチジクの甘露煮の瓶がないんだけど、私昨日確かにイチジク煮たはずよね?」
娘、リアルに _| ̄|○ こういう形になって絶叫。
おおおおおお母様、YさんCさんごめんなさいっっっ!
いいいイチジクと栗の瓶、取り違えたーーーーーっっ!
……皆様も急な冷蔵庫の不調には、くれぐれもお気をつけください……
2011年11月04日
秋の味覚の詰め合わせ
posted by Sae Shibazaki at 11:07| Comment(1)
| おいしい話
次は間違いないようにしたらいいと思います(^◇^;)
がんばれ 明日があるさ(*'-'*)