2011年04月11日

人生最大の危機

トイレに入って、全部降ろしたところで余震が来ました……_| ̄|○
風呂場で全裸よりはましなんですけど、結構な危機でした。

全国各地の皆様、気をつけようもないんですけど、どうぞお気をつけくださいとしか言えない。
そんな私が今読んでいる本がこれです。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032497455&Action_id=121&Sza_id=C0

タイムリーすぎて洒落になりません。
本としては面白いんですが、その状況にいざ直面したら全く何の役にも立ちませんでした。
というか防災ハウツー本じゃないですからね、はい。
posted by Sae Shibazaki at 23:46| Comment(1) | 読書

2010年05月20日

けだし名言

ひょんなことから、上司Mさんと「よつばと!」の話になりました。
色々話をしたんですが、お隣の綾瀬家の話になりまして。

柴「お母さんやあさぎは、悪い人じゃないんだけど……あれをなんて言ったらいいんだろう」

と悩んだ私に、Mさんが言ったこと。



「お母さんやあさぎは、悪い人じゃなくて、人が悪いんだよ」



……日本語って、おもしれぇぇぇぇぇぇぇっっっ!
posted by Sae Shibazaki at 22:47| Comment(1) | 読書

2009年04月02日

おたくバトン

4月に入りました。新年度です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらは仕事で大規模な転換があったり、西の方から不穏なものが飛んできたりしそうだと色々と落ち着かない毎日です。
『彼方から届く一筋の光』の最終回は、ぼちぼちと言った感じです。
あとエンディングだけなのでそんなにお待たせせずに更新できると思いますので、今しばらくお待ちください。

さて、いつも本当にお世話になっていて、日参させていただいているサイト様のブログで、「見た人はやること!」系のバトンを踏んでしまいました。
結構時間が経っておりますが、ちょっと余裕が出てきたので、私もいただいてきた次第です。
私がどういう嗜好の人間が、興味がおありの方はどうぞのぞいてみてください。
では、どうぞ。

ただし、見た人はやること! なので友人一同はご注意を
posted by Sae Shibazaki at 22:09| Comment(2) | 読書

2009年01月25日

やはりあなたが最愛の人

大雪の東北日本海側よりこんばんは、柴崎です。
本日は朝目覚めて実家の雪かきをし、昼帰宅して自宅の雪かきをし、夜除雪によって築かれた駐車場出入口バリケードを雪かきして終わりました。
明日は腱鞘炎と筋肉痛がもはや確定事項。
どうしてこー最近の秋田は、一度に降るかね。
そして明日は今日以上に降ると聞かされて、大変ブルーです。
えーい明日のことは知らん。

最近小説更新のことばかりで、日常のことを書いていないので、久しぶりに他愛のない話を。
とある方面から、こんな質問を持ち込まれました。


「あなたの今まで読んだ本で、一番の名シーン・名台詞は?」


聞かれた瞬間
「その朝が来るなら 私達はその朝に向かって生きよう
私達は血を吐きつつ くり返し くり返し その朝をこえて飛ぶ鳥だ!」
が浮かんでしまい、速攻で「漫画は不可です」とダメ出しを喰らいました。

えーと、じゃあで次に浮かんでしまったのが
「なんで滅びなきゃいけないんだ?
俺も おまえも 誰も彼もが
一緒に生きようって言えよ
てゆーか 言って」


……これも漫画ですな。

「民衆がか弱いことは罪ではない」
って、これも漫画だ!

えーとえーと、本当に私、漫画して読んでないのか?
ちょっとこれは駄目駄目すぎるだろう。
やっぱりここは
「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしのなにが傷つくわけもない。裏切って卑怯者になるよりはずっといい」でいくか、と思ったところで。
気づいてしまった。

そうだ。私の中において、あれ以上の名シーン・名台詞は存在しないんだ。


「俺はもう迷わない。迷っているうちに人が死ぬのなら。戦うことが罪ならば、俺が背負ってやる」


私の人生を変えてしまった一言。
あれから何年たっても変わらない。
やっぱりあなたが私の最愛の人です、乾巧。

だから今日の心境は…………正直複雑<判る人だけ判ってくれ


さて、先に述べた台詞の出典はこちら
posted by Sae Shibazaki at 22:34| Comment(0) | 読書

2008年03月24日

ひとのいのちをうばうこと

Eさんからはありがたいことに、沢山の漫画をお借りしてます。
新刊が出るたび貸していただいているシリーズを数え上げましたところ、同じくヘビーな漫画読みである後輩に心底呆れられるくらいお借りしていますが、その中の一つ、『チキタ★GUGU』の最終巻をお借りしました。
版元の廃業・清算の話を聞いて、一番不安を覚えたのがこのチキタの最終巻の行く末でしたが、無事に親会社の元での発刊を迎え、心底安堵を覚えました。

で。
最終巻を読みまして。



一冊まるまる号泣。



前巻も相当泣きましたが、駄目だ、これ。
ちゃんと自分の買って、本棚の貴賓室に入れよう。
そう心から思った。

今までかなりの本や漫画を読み、自分でもかなりの量の小説を書いてきましたが、その傾向を考えるに。
多分私は一生、「人殺し」という問題を、考え追いかけていくんだろうなと思う。

人殺しを、暴力を、戦争を、よくないことと否定することはたやすい。
けれども。
けれども、と思ってしまう自分がいる。
よくない、の一言で終わらせることのできない自分がいる。
なぜそれがなくならないのか。
それを肯定するために使われる言葉が『正義』であることにジレンマを感じるし、ならばそれが肯定されうる『正義』とは何なのか、ということに対して、疑問と追求の気持ちはやむことはない。


『チキタ★GUGU』は、人を食べる妖と人の物語です。
捕食するものとされるもの、その二者の間に言葉と心が通じてしまった時、どうなるのか。
このテーマは、他に色々な名作と呼ばれる作品があると思いますが。
最後まで読み終えて、しんみりと思った。
こういう話は、私には絶対書けないよなあ、と。

凄い、と思いました。

人の命を奪うことは、罪だ。
決して許されない罪だ。
そこに理由はいらない。それは理屈じゃない。
でも。
でも、の先にあるものを、見せていただいたように思います。
本当によい作品を、読ませていただきました。
ありがとうEさん、私も買います。

ここで切に思ってしまうのが。
もう一つ、人殺しと罪と命について真っ向から描いた、大好きな漫画が早く完結してくれないかということ。
すみません。
『原獣文書』の最終回、切なる思いでお待ちしております……。
伏してお待ちしております……。
posted by Sae Shibazaki at 22:16| Comment(0) | 読書

2008年02月19日

七年ぶりだろうと何だろうと

今日のカテゴリが、小説執筆か読書か迷ったのですが、メインの話題に合わせました。

まず、サイトのプチ改装も終了しました。
取りあえず不具合も不都合もないと思いますが、何かありましたら拍手でご連絡くださればありがたいです。
下でも書いてありますように、top.htmは25日に削除しますので、ブックマークの張り替えをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここのところずっとE氏と二人「原稿が進まねえ〜」とくだをまきつづけてきたことは、両方の日記をご覧の方はご存知と思います。
ええ、二人合計で何回書きましたっけ、というくらい、二人とも低調でした。
そんな中、ようやく私、復調の兆しが見えました。
というか、原稿に気を向ける方法、思い出しました。

パソコンの横に、本置いておけばいいんだ。

昔やっていたことなんですが、自分の原稿を書く前に、何分かでも他人の本を読む。
そこで意識を本――文章に集中させたところで、自分の原稿に向かう。
集中力が切れたところで、また本を手に取る。
そしてうまく興に乗れば、もう本はいらなくなる。
昔、そうやって原稿を書いていたことを思い出しました。
無論この時、一度も読んでいない本では駄目。最後まで止まらなくなりますから。
どこから読んでもどこでやめてもいいくらい、読み込んでいる本がいい。

ということで、今回それを実践してみました。
昨日からの連休、おかげでそこそこ進みまして、ようやく一区切りつきました。
さてそんな今回の原稿のお供は、十二国記。
もうこれは、飽きるほど読み返しておりますからね。

それでふと思いついてくぐってみまして。
初めて、このニュースを知りました。

ttp://www.shinchosha.co.jp/yomyom/

前作が出たのが2001年の7月ですから、ほぼ7年ぶりですか。
嬉しい、と率直に思うと同時に、やはり首も傾げます。
メフィストじゃなくて、yom yom。
講談社じゃなくて、新潮社。
ということは、十二国というより魔性なんじゃ? と思うんですが、特集はファンタジーなんですよね。
はて。

この短編、出た後、どういう扱いになるんだろう?
講談社の文庫に入るとは……ちょっと考えにくいよな。

まあ、同じ主人公のシリーズが、複数の出版社から出ることは珍しいことではないですし、どんな形であれついていきますとも。
7年待ったのですし。
次の7年も、自分の命がある限り待ちますし。
ただ何にしても。

この号は買い逃すわけにはいきませんとも、ええ。
雑誌掲載作をスルーすると痛い目に遭うことは、今までの経験でよーく判っておりますとも。
タイムマシンがあったら、あの頃に戻って自分に言ってやりたい。

お前が持ってるその雑誌の短編、本で出ることはもうないよ、と。
知っていたら、捨てたりしなかったのに……。
posted by Sae Shibazaki at 22:01| Comment(0) | 読書

2008年01月24日

お金持ちになったら欲しいもの

前回の日記に、文章で食えるようになったらフォントが欲しい、と書きましたが、それを書いた後、色々考えてみた。
結構昔から「お金持ちになったら欲しいもの」というものがあった気がする。
それはちっともお金持ちになれていないので、実現していないのですが、そのうち一つが微妙に実現可能になっている。
微妙なだけに、悩む。

それは、日本最大の国語辞典。

広辞苑なんて、お金持ちにならなくても買えない?
そう思われた方、もしかしておられません?
いやいや、あれを越える規模の国語辞典があるのです。

それがこれ、「日本国語大辞典 第2版」通称「日国」
全14巻、22万500円也。
この間出た広辞苑6版で、24万語の収録。
それに対し日国は50万語の収録に加え、用例が100万。
はっきり言って、色々な意味で桁違いです。
お金持ちでなければ買えない。
と言うより。
お金持ちの家でないと、置く場所がない。
(ちなみに全巻購入特典は、収納棚だった……)

小説を書くのに、こんなに大層な辞書が必要なのか? そういうご意見もありましょう。
でも私、仕事でしょっちゅう辞書を引きますが、広辞苑や大辞林では用が足りないことがしばしばある。
やっぱり最後に頼りになるのは、日国なんだよね。
その実力を知っているからこそ、やはり欲しくなる。
でも買えない。
そしてこれがおけるような家じゃない。

ところが昨年、とうとうこの日国がオンラインに載りました
あれだけの用例を、機械検索ができる!
置き場所も取らない!
それでお値段は?


月額1,575円。


全然手が届く。
でも年にすれば、2万近い。
最大の悩み処は現在、職場にこれが普通にあるということで。
微妙に、悩む。

お金持ちにならなくても買えるけど、貧乏なので悩む。



ちなみにこの日国と同じくらい、仕事でよく使うのが日本最大の漢和辞典「大漢和辞典」
こちらは全15巻、25万2000円。
並ぶものとてない、最強の漢和辞典だと思います。
日々お世話になっています。
が。
大修館書店さん、無理を承知でお願いしたい。
本当に無理だと判っているけど、お願いしたい。


いつか本文、新かなにできませんか。


日本最高峰の漢和辞典、旧かなです。
posted by Sae Shibazaki at 22:02| Comment(0) | 読書

2006年05月27日

まだまだこれからだったのに

まずは最初に、前回の日記に対してのご指摘。
広島の時には大物アーティストのO氏の曲がかかっていたというので、制作側はアレ結構狙ってやってるのだなと判明。
ううむ。今度からもっと気をつけて聞いてみようと。
ご指摘ありがとうございます。



さて今日の日記なんですが、楽しい話ではなくて申し訳ない。でも書かせてください。
先日の寺村輝夫氏に続き、飛び込んできた訃報に愕然とした。


米原万里氏が、こんなにも早く亡くなってしまうなんて……。


一番最初に読んだのは、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』だった。
今ここに来られている方で、もし十代の人がいるのならば「共産主義」も「東西冷戦」も実感ないだろう。
でももしその時代の空気を、そして東西冷戦後の東欧がどんな運命を辿ったのかを感じるのに、この本はうってつけだと思う。
氏のかつての同級生である三人の東欧女性の人生を通じて、国とは何か、思想とは何か、ナショナリズムとは、戦争とは何かということを、とても身近に考えさせられる一冊です。

この方向を予測して読んだ『シモネッタ&ガセネッタ』のおかしかったこと、『旅行者の朝食』のおいしそうだったこと、そして『人のオスは飼わないの?』は動物好きさんには一度くらい読んでやってくださいと言いたい。

近著の『パンツの面目ふんどしの沽券』の後書きで、さらりとガンだと書いておられたけれども、自分の残り時間がどれくらい分からなくなったと書いておられたけど。
そんなに悪かったとは、思わなかった。

まだ56歳。これからも沢山面白いエッセイを書いてくださると思っていた。
だからもう、ただただ悲しい。


一ファンとして、心からご冥福をお祈りしております。
posted by Sae Shibazaki at 00:00| Comment(0) | 読書

2006年01月25日

お宿においでませ

響鬼の感想を読み返して、考え込む。
…………。
これが龍騎と555とFF7が好きな人間の感想とは、ある意味思えないな、と。
ある意味、大層矛盾している。

私、もしかして、真剣に参っているのかもしれない……。
いや、今ちょっと精神的にも体力的にも疲弊しているのは事実。
そこに見事に友人に追い打ちをかけられた日にゃ……というのも愚痴になるからよしとして。
少し年末から今までエンジン飛ばしすぎていたので、少しゆるめる方向で行こうかなあと。

さて、そんなわけなので今日は小ネタ。
まあ本とは無関係ではない仕事をしておりますので、ベストセラー情報は目にします。

「●さん、どうしてこう宮部みゆきの『弧宿の人』は、『狐宿の人』と間違って書かれるんでしょう?」
と私が問いかけたところ、上司●さんはこう応えた。



「きつねのお宿…………?」



い、陰惨な歴史ミステリーが、一気に可愛らしくなったな……。
posted by Sae Shibazaki at 00:00| Comment(0) | 読書

2005年11月06日

耕筰先生、容赦なし

いよいよ冬祭の当落が発表されたようで、いよいよ皆様お忙しくなってくる年の瀬ですね。
私の職場、年最大の繁忙期・通称『地獄のロード』は、今年は11/28スタートです。
例年より開始と終了が二週間ほどずれ込んでいるため、多分そこからもう年末まで怒濤の生活になることと思います。
目の前に積まれているもの全て、28までにでかさないと思うと……ぶるぶる。
そんなわけで、今月末から、ここも滞りがちになると思いますが、どうぞよろしくです。

あと今日はもう一つ業務連絡。
今春の私のインフルエンザの時Eさんちでやってもらったことの、逆をやることになってしまいました。
ええ、はい。今度はE氏が臥せっております。
しばらく留守にすることになるかもしれませんが、また元気な姿を見せ、愉快な一言を見せてくれるものと思います。

さて今日の話題ですが、先日、『生れ月の神秘』という本を見ました。
発行が1925(大正14)年、日本最初の星占いの本という触れ込みの一冊。
著者は山田耕筰。
そうです。夕焼け小焼けで日が暮れて、ころり転げた木の根っこで、この道はいつか来た道の山田耕筰先生です。
初めて見た瞬間、私も目を疑いましたさ。

一体なんで日本を代表する作曲家が星占い?

そこら辺の真相は、この本の復刊に際して監修をしておられる鏡リュウジ氏をしてもはっきりしたところは判らないようなんですが、この耕筰先生義理のお兄さんがギリシア人ですし、本人も何度も洋行しておられる人でしたから、不思議ではないといえば不思議でもないかもしれない。
そこら辺の話が興味のある方は現物を見ていただきたいんですが、今回これを取り上げましたのは。

……あのですね。


私、こんなにも容赦ないこと言われた占い本は、初めてだわ。


「残忍酷薄で、怨みを含むことが深く、人心に亘る批評を聞くとすぐに立腹するといふやうな性情を持つてゐることも、時としてあります」(『生れ月の神秘』167pより引用)


…………いや、その。
それ、確かに、当たってないとは言わないよ。
ええ、確かに、そうなんだけど。


そこまではっきり言うなよっ!


「心の変わり易いこと尋常一様ではありません。この月生まれの婦人は、殊にさうです」(同168p)
「この月に生まれたものは、調和、安定といふことに欠けてをりますから、心の平衡を得ることを絶えず心がけてゐなければなりません」(同169p)
「努力、即ち仕事は、どんな種類のものでも好きといふことはないばかりか、しばしば心からのなまけものであることさへあります」(同169p)


……耕筰先生。
あなた容赦なさすぎっっっ!



そんなわけで、美文調で容赦ないことをずばずば言うこの本。
本屋や図書館でお見かけの際は、ぜひ自分の月だけでも見てみてください。
内容は普通の占い本から逸脱しているわけでも突出しているわけでもないですが、この容赦のない文章、一読の価値はあるかと思います。

でも、大変容赦のない耕筰先生ではありますが、その厳しさは的を射ていて、正しい。


「わたしの感情が人を傷つけやうとしなければならない理由があるだらうか? わたしは人を傷つけやうとは断じて思はない。だからわたしは、どんな軽侮でも、それがわたしを立腹させようために行はれるものだとは信じない」(同177p)


そう絶えず胸に刻んでおけ、という先生の意見は、本当に正しい。
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